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No.37 2002年2月4日号
市場価値測定研究所
藤田 聰
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タレント人材
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早いもので、2月になりましたね。1月はあっという間に過ぎたという感じで
す。このところ、食生活が不規則であったこともたたり、やや太ったようです。
一昨日も“藤田君!太ったね。”と某人材紹介会社会長から言われた次第です。
よーし、明日のテニスで腹の脂肪を燃焼させるぞー。
先の30日に、世界最大規模の某外資系人事コンサルティング会社社長と雑誌
の取材で対談しました。これから求められる人材像、等をテーマに進められまし
た。その中で、“タレント人材”というキーワードがありました。
特に、戦略系コンサルティング会社等のプロフェショナルファームでは、スキ
ル+αが求められます。この+αがないと、顔の見えるタレントという領域には
なれないとのことです。
この+αというのがうまく要件定義出来ない部分で、属人的なものと捉えるべ
きでしょう。汎用性のあるスキルは誰でもが獲得出来るものです。その気になり、
行動に移すという前提があればですが。。。
つまり、マニュアル化出来、“再現性のある知”ということが出来ます。“サ
イエンス”ということでしょう。しかしながら、+αの部分は“一回性の知”で
あり、“アート”と呼んだほうが宜しいかも知れません。
+αまで到達するには、その分野において、類まれな資質を持ち、人の数倍の
努力をもって、達成出来るということではないでしょうか。スポーツの世界では、
野球のイチロー、サッカーの中田、マラソンの高橋、スピードスケートの清水、
柔道の田村等、世界的に有名な選手はそういうことなのでしょう。
ということは、一人一人、十分可能性があるということです。タレントになる
ために、まず自己認知され、自分の目指すものを明確にしさえすれば、後は行動
あるのみです。誰でもがタレント人材になる可能性を秘めている原石であるとい
うことでしょう。今までの制約・規定した自己を解放しましょう。
筆者はスペシャリストとプロフェショナルの違いを同じように捉えております。
プロフェッショナルとはスペシャリスト+αであり、“サイエンティスト”では
なく“アーティスト”であると考えております。
この人しか出来ないという評価を得られれば、較べられることはありません。
“ナンバーワン”ではなく、“オンリーワン”ということです。相対的な位置で
はなく、絶対的な位置付けです。
このところのあまりにも稚拙なレベルの出来事を考えるにつけ、日本という国
家の舵取りを政府や官僚に委ねるのではなく、そろそろ一人一人がタレントを目
指し、自分の出来る事から具体的に始めませんと、本当に危ういと考える今日こ
の頃です。読者の方も同じように考えられているのではないでしょうか?
了。
1月度好評!
【MVAJ − エグゼクティブパートナーへのご案内】
市場価値測定研究所(MVAJ)が事業拡大に伴い、エグゼクティブ
クラス、ミドルクラス、ジュニアクラスのパートナーを募集致します。
1997年の設立以来、独自の市場価値測定プログラム『MVA−Market
Value Assessment』を活用した人材の評価及び教育事業と、HRに関する法人企
業へのコンサルティング事業により、MVAJは創業以来、順調に業績を拡大し
て参りました。
そして、昨2001年7月、MVAJは『日本人財銀行』の事業ブランドの下、”
人財創造支援事業”に参入致しました。リリースして半年に満たないのですが、
既にご登録者の方の中には、外資系コンサルティング等のプロフェッショナルファー
ム、事業会社のコアポジションを中心に、キャリアチェンジを図られ、”人財”
として、活き活きと業務を遂行されておられます。
MVAJが今回、日本人財銀行の登録者である皆様にご案内致しますのは、
MVAJエグゼクティブパートナーという新しい制度です。昨年、日本IBMが
社員の兼職を認めたことは良く知られる所となりました。幾多の危機を乗り越え、
今もエクセレントカンパニーとして知られる日本IBMが、社員の他社における
就業を認めたものです。
複数の企業において成果を出し、各社からペイを受け取る、優れたビジネス
プロフェッショナルにはそれが許容される時代になってきたのです。自分の能力
を様々な企業、様々なプロジェクトで発揮して行くビジネスプロフェッショナル、
『インターディペンデント・コントラクター*』が多く生まれ得る社会的風土が
育まれてきたと言えるでしょう。
MVAJでは各方面で高い実績を示してきたビジネスプロフェッショナルの
皆さまを『MVAJエグゼクティブパートナー』として募集致します。
特に将来、HRコンサルタント、ヘッドハンター、教育インタトラクター、
キャリアカウンセラーとして独立を目指される方々にはベストポジションである
ことと存じます。
注釈)
*ネットワーク時代における相互依存から成り立つインディペンデント・コン
トラクターのことをいう。MVAJ流の独自表現の1つである。
以下、募集要項となります。
MVAJ−エグゼクティブパートナー募集要項
▼業 種 − HRコンサルティングファーム(MVAJ)
▼職 種 − エグゼクティブクラス等のパートナー
▼就労形態 − 業務委託型外部パートナー(現在の会社をお辞めになる
必要はございません)
▼募集職種 − A−人財創造支援事業(日本人財銀行)の営業開発業務
B−人材開発事業における教育研修インストラクター業務
及びパーソナルカウンセリング、コーチング業務
C−HRコンサルティングにおけるプロジェクト業務
上記、A〜Cの業務(の何れか)に、お時間の許す範囲内で、エキスパート
として参加して頂きます。
但し、当方が審査の上、経験・実績・適性から鑑みて、希望業務の委託が困難
であると判断した場合はパートナー契約自体が成立致しませんのでご了承下さい。
▼人材要件 − 下記の基本要件に合致することが前提となります
・実務経験5年以上の方
・プロフェッショナルとしての自覚を持って、委託された
業務の成果を保証できる能力や技量がある方
・当社(MVAJ)の理念や事業に賛同していただいている方
− 上記の基本要件を満たし、下記の何れかの項目に合致する方
・HR等のコンサルティング経験者(PM経験者歓迎)
・教育研修に携わった経験のある方
・人材紹介或いは人材派遣事業の経験者
・営業開発において卓越した実績を有する者
▼対象年齢 − 上記の要件を満たしていれば、年齢制限は一切ありません。
▼給 与 − 完全成果主義を基本(A)、業務委託形式を基本(B,C)
▼選考方法 − まずは上記の希望職種(複数可)を明記の上、氏名、会社名、
連絡先(メール、携帯)を以下のアドレスまで、メールにてご応募下さい。
詳細につきましては、メールバックいたします。
個別説明会を適宜開催していく予定です。
info@mvaj.com
以上、”個と組織とが調和する社会”を目指して、対等の関係で取り組んでいく
エグゼクティブパートナーのご案内でした。
(株)市場価値測定研究所
代表取締役社長
藤田 聰
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