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No.61 2003年2月3日号
オンリーワン戦略

━━ Management Today = 市場価値を高めるヒント = ━━━━━━━━━━
                                                    No.61 2003年2月3日号
                                                      市場価値測定研究所
                                                                藤田 聰
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                            オンリーワン戦略
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 巷で売れている本に、"モーニングマネジメント"を唱える本があります。高井
伸夫?先生という方が書かれた本はベストセラーになっているようです。朝10
時までに一仕事終えることの意義が書かれているようですが、市場価値の高い方
に共通することと捉えるべきでしょう。仕事柄、ビジネスマンの方の行動特性を
分析することがありますが、朝をうまく活用されている方は仕事が出来る方です。
時間をずらすことがポイントです。皆と同じ時間に来て、同じ時間に帰ることは、
ゴールデンウィークにわざわざ人が犇く行楽地に行くのと何ら変わりのないこと
でしょう。時間をずらすことで、同じ時間帯に、違う性質の仕事をするので、相
対的に比較されることもありません。つまり、その時間帯では絶対的な価値を生
み出すと言っても宜しいかと存じます。

 スポーツの世界では、嘗ての日本男子バレーで生み出された"時間差攻撃"を想
起します。あの名将松平監督時代に、肉体的なハンディーを克服するために開発
されたサインプレーです

 集団球技のサッカーやラグビーを選手として触れてきましたが、得点を取るに
はいかにスペースを創るかが重要なポイントです。タイミングや状況判断でスペー
スを創るプレイヤーもいれば、ドリブルやフェイントを巧みに使い、個人的な技
量でスペースを創るプレイヤーもおります。

 時間軸や空間軸でいかにスペースを創るかは自身の市場価値を高めるために、
重要な視点と考えて下さい。特に、これからは人とは違う独自性が求められます。

 どういう仕事に就いても、オンリーワンを目指すべきです。オンリーツーやオ
ンリースリーがないように、絶対的な存在なのです。ナンバーワンはナンバーツー
やナンバースリーがあるように、あくまでも相対的な価値です。当然、時系列的
には、オンリーワンはナンバーワンに変わり、後はマーケットの判断により、相
対的にランキングされます。絶えず、他を意識しないといけない分、疲れますね。

 日経新聞の「私の履歴書」の大賀さんの連載は本日で終了ですが、SONYの
凄さはこのオンリーワンを創造していくことにあるということでしょう。明日か
ら2月。読者の皆さんも、個として"オンリーワン"を目指していきましょう。


蛇足:

拙著「自分の値段の高め方」−人材評価のプロが明かす自己分析とキャリアップ
の方法−(大和出版刊)が来週発売される予定です。宜しければ、書店で手に取
られ、ご購入いただければ嬉しく存じます。

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