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No.67 2003年5月5日号
IBMに感謝!

━━ Management Today = 市場価値を高めるヒント = ━━━━━━━━━━
                                                    IBMに感謝!
                                                      市場価値測定研究所
                                                                藤田 聰
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                           IBMに感謝!
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  読者の皆さん、GWをどのようにお過ごしでしょうか?今年はSARSの影響
で例年に比べ、海外バケーションは少ないようですね。香港に住む友人がおりま
すので、この原稿を書き終えたら、メールを送ろうと思います。筆者は暦通りで、
いつもと変わらぬ毎日です。クライアントがお休みの分、精神的に余裕がありま
すな。

 昨日、日本IBMの組織人事担当役員の方と久方ぶりにお会いしました。今回
は6月に刊行予定の本に取り込むべく、対談形式のインタビューをさせていただ
きました。筆者はIBM出身です。IBMには7つの経営理念というものがあり、
1番目に掲げられているのが、”個の尊重”です。

 リーダーシップは様々なタイプがありますが、”個を尊重した納得・合意によ
るリーダーシップがIBMでは基本と考えられています。指示・命令で動く時代
は価値観が多様化している今日ではもはや通用しないでしょう。

 リーダーとは良い意味での影響力を発揮できる人のことで、これは知識や経験、
実績、人柄等、総合的人間力と言えるでしょう。IBMはリクルートや野村證券
と並び、人材輩出企業と言われております。3社共に、実力主義であり、自由闊
達な社風と言えます。

 IBMの採用において、相対的にリーダー的人材を多く採用されていることと
推察出来ます。やはり、採用プロセスの中で、面接を最も重視され、突き詰める
と、今日までどのくらいビジョンや思いや熱意を持って、一生懸命に生きてきた
かを見ているとのことでした。

 IBMには、”教育に飽和点はない”という教育理念があります。上司や先輩
社員は部下や後輩社員を育てるという風土があります。特に、新入社員研修は1
年間程度あり、卒業試験をパスしませんと、SEや営業の資格が得られませんで
した。運営方式は変われど、これは今日まで基本的に変わっていないとのことで
した。

 思えば、1990年代前半の経営危機を乗り越え、ガースナー会長により、再
生されました。日本では、富士通をはじめとする国産メーカーが苦境の中、一人
勝ちの状態です。出身企業が繁栄する姿は本当に頼もしいものです。

 インタビューを終え、やはり自分は好むと好まざるに関わらず、IBMのDN
Aを少なからず継承していると実感した次第です。社会人としてのベースを構築
していただいたIBMに感謝!
 
                                                                    了。


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