コンテンツ
トップページ
サービス
研究プロジェクト
企業プロフィール
プレスリリース
イベント
メールマガジン
リクルーティング
お問い合わせ
外部アドバイザー
個人向けサービス
企業人材ランキング
株式会社 企業変革創造
プライバシーポリシー

人材評価におけるグローバルスタンダードを目指して English
市場価値測定研究所 市場価値測定プログラム
Market Value Assessment of Japan
メールマガジン
No.96 2004年7月19日号
「価値」を考える

━━ Management Today = 市場価値を高めるヒント = ━━━━━━━━━━
                                                   No.96 2004年7月19日号
                                                      市場価値測定研究所
                                                                藤田 聰
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

------------------------------------------------------------------------
                       「価値」を考える
------------------------------------------------------------------------

  「価値」とは役に立つ程度のことです。つまり、皆さんは組織の中で、どの程
度役に立つかどうかが、評価のバロメーターであることを肝に銘じて下さい。社
内の価値のみならず、組織を越えた社外の価値も意識して、日々のスキルアップ
を図っていくことが求められます。これは自助努力するしかありません。

 社内外を問わず、価値を高める心構えとして、マーケットの捉え方を自分以外
は全てマーケットであるという謙虚さが必要でしょう。社外のみならず、部下も
上司も全てがマーケットであると捉えた方が、価値に対するセンスが磨かれると
考えて下さい。

 「価値」を数値化したものが「値段」です。「値段」はご存知の通り、需給関
係で成り立ちます。当然、皆さんは供給者の立場で、対象者が何を求めているの
かという、需要を的確に汲み取ることが第1歩でしょう。今までにない新しいサ
ービスを提供出来れば、オンリーワンとしての地位を確立出来、絶対的な価値を
提供することになります。

 絶対的な価値を提供する状態では、価格も釣り上ります。その市場には2番手、
3番手が出現し、相対的な価値に移行します。ナンバーワンから、その後の努力
により、地位をキープできるかどうかが決まります。つまり、”磨かざるものは
市場から去れ”ということです。

 自らの存在価値を考えれば、社内という視点での価値向上への取り組み、それ
に加え、社外(市場)という視点での取り組みを同時並行で行うことがこれから
のビジネスパーソンに求められます。どこでも必要不可欠な普遍的なスキルの向
上は意識して行うべきでしょう。

 バリュー、ビジョン、ストラテジーを策定する概念化能力、リーダーシップ、
マネジメントから成り立つ人間系能力、契約社会において益々重要となるプレゼ
ンテーション能力、ボーダレス社会における異文化適応能力、成果主義における
タイムマネジメント能力、ストレスと対峙できるメンタルマネジメント能力等、
これらのビジネス基礎能力の構築なしに、その上に存在する専門的能力は効率よ
く獲得出来ないということを理解いただければと思います。

 キャリア等の相談で、資格を取ることに躍起になられている方もこのところ多
いのですが、専門的能力のみならず、基礎的なスキルも意識して獲得していただ
ければ、相乗効果があるということを確認していただければ幸いです。

                                   了。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


バックナンバーメールマガジン トップ

市場価値測定研究所Copyright©2004 Market Value Assessment of Japan All Rights Rights Reserved.