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                                                  No.105 2004年12月6日号
                                                      市場価値測定研究所
                                                                藤田　聰
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                 　　　「企業人材力調査」スタート！
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このところ、朝晩は冷え込んできました。さすがにコート無しでは寒さに耐えら
れませんね。今週は仙台に出張しましたが、東京よりも５度位は低いでしょう。
現地の方曰く、それでも例年に較べると暖かいとのこと。昨１１月は東京の平均
気温は観測史上最も高かったようです。

さて、師走となり、今年も残すところ１ヶ月を切りました。仕事ですが、４月に
新・市場価値測定テスト（２００４版）を約６年ぶりにリリースし、ＷＥＢ上で
受験することが可能になりました。この測定ツールをベースに、事業を展開して
いく所存です。

いよいよ今月、機が熟したと考え、「企業人材力調査」を正式にスタートします。
これは、上記の測定ツールを用いて、各参画企業を横断的に測定し、比較するこ
とで、人材力を把握するものです。”井の中の蛙・・・”では気がついた時点で
”時、既に遅し”ということになりかねません。

自社の人材力を形成する能力を客観的に把握し、競争原理を用い、活性化させる
ことが目的です。企業が元気になることで、日本を元気にするという発想です。
当マガジンの購読者の方で、経営者の方、人事担当者の方は内容を確認され、ご
参加いただければ幸いです。市場価値測定研究所のホームページのトップページ
から、当調査に関する内容へのボタンが置いてあります。

これまで人材に関わるデータを開示することはタブーとされていました。しかし、
ここ近年、情報が公開されるようになってきております。このような流れを鑑み、
どの組織にも適用出来るモノサシ（評価構造と各評価項目）を利用し、各構成要
素である能力を定量化する日本発の試みです。

例えば、トヨタの社員は社内の評価のみならず、同業他社である日産やホンダの
社員と比較して、”強み”、”弱み”を把握するということです。これからは、
異業種であるソニーや松下電器、ベンチャーに属する楽天やファーストリテイリ
ング等と比較することも必要かも知れません。

個人として、企業として、同一基準で客観化することにより、個の能力開発、組
織の人材開発に活かしていくことが出来ます。企業内研修を本日も行ってきまし
たが、思ったよりも得点が低く、やや落ち込むこともありますが、良い意味で危
機意識、起爆剤的なものになっております。

今週、日本を代表するリーディングカンパニーを中心に、５００社程度ご案内を
郵送いたしました。まずは参画企業３０社、５０社、１００社ということに成長
していくことが出来ればと考えております。

読者の皆さんもサポーターとして、応援ひとつ宜しくお願い申し上げます。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　了。

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