━━　Management Today ＝ 市場価値を高めるヒント ＝ ━━━━━━━━━━
                                                  No.138 2006年4月17日号
                                                      市場価値測定研究所
                                                                藤田　聰
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            　　　　  転換期における価値観の重要性　　
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　東京は桜も散り、春もいよいよ本番です。私事ではありますが、ゴルフを始め
ました。遅咲きのデビューです。学生時代から球技は得意な方ですので、スコア
１００を目指し、失礼のないプレーが出来るよう、頑張りたいと思います。半年
後の１０月、コースデビューをイメージしております。

　さて、プロ野球ですが、今年は巨人が久々に良いスタートを切りました。巨人
は先行逃げ切り型のチームですね。まだ１０試合強の消化ですが、このペースで
のスタートであれば、過去ほとんどが優勝！というデータになっています。

　強い巨人と景気の良さは連動しているイメージを持っている読者の方も多いこ
とと存じます。巨人が強くなると景気も本格的に良くなってきたと勝手な解釈を
している今日この頃です。

　先月はＷＢＣで日本が世界一となりました。今年は４分の１が過ぎましたが、
良い意味での節目の年になって欲しいものです。春は気分が高揚しますね。この
調子で強い日本を復活させたいものです。８０年代アメリカに留学しましたが、
当時は日本の経済は礼賛されておりました。。。次は、文化的・人間的な意味で
礼賛される国にしたいですね。

　先の日経新聞朝刊１面のシリーズ「日本を磨く」では日本を代表する有識者が
各分野から提言されておられました。やはり、今は価値観の転換期であろうかと
僕は認識しております。日本は戦後からバブルまでの経済的な繁栄、企業社会が
その後の新しい体質に変わるための１５年を経て、再び繁栄の途へ向おうとして
いる時期に差し掛かってきたところでしょう。

　”欧米に追いつけ追い越せ”をいう戦後の国としてのビジョンは国民全体とし
ての統一されたものであり、貧しくもあった時代ですから、納得性のある共通の
価値観であった訳です。

　現在、個の価値観も、豊かさな社会となった今、多種多様であり、どうしてよ
いかがわからない症候群というものがあると言えます。だからこそ、国としても
新しい時代に即応した納得性のあるグランドビジョンを掲げることが急務と言え
ます。

　また、国としてのビジョンがない今、個としてもきちんとした価値観・ビジョ
ンを明確化していく必要があります。このような転換期だからこそ、路頭に迷わ
ないためにも、個として、価値観、軸をはっきりさせ、ビジョンと戦略を考え、
今後の生き方を主体的に考えていく必要があろうかと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　了。

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　★春の新刊プレゼント！★

　前号で告知しましたが、多数おご応募ありがとうございました！抽選の結果、
３名の方に発送させていただきました。当選は発送を持ちまして換えさせてい
ただきます。おめでとうございました。

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