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                                                   No.147 2006年9月4日号
                                                      市場価値測定研究所
                                                                藤田　聰
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           　　　　　　　　　　日本人の強み
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　今日は２日の土曜日、８月も終わり、いよいよ秋になっていきます。このとこ
ろ、晴天の日でも過ごしやすい気候ですね。今年は残暑がなく、スムースに秋に
移行する感があります。

　９月となり、”ポスト小泉”ということで、総裁選がありますね。世論では、
次期総裁は安倍さんになるようです。小泉さんは痛みを伴いましたが、大改革を
断行・実現させました。

　新しい仕組みの中で、今後の日本のグランドデザインを描き、説明いただきた
いと思います。特に、魅力ある国創りということで、何でアピールするのかを吟
味し、効果的にメッセージを発信出来ればと思います。

　日本人の強みは何か−パッと思いつくままに書きますと、勤勉性、緻密性、情
に厚いこと、優れた技術力、協調性、感受性、・・・と、挙げることが出来ます。
特に、お店での接客サービスの卓越性は、世界中でもトップレベルであると考え
ます。

　外国人の方が日本に来て、”また、いつの日か日本に来たい”と思わせるため
にも、接する日本人はサービスの原点ともいえる、”目配り・気配り・心配り”
を最大限に発揮したいものです。

　配慮の卓越性−絶えずお客様をウォッチし、タイミング良くサービスすること
が重要です。このところ、飲食店など、多くのアジア系の外国人が働いておりま
すが、まだまだ眼が行き届いていないですね。

　あとは手段として、語学力の向上が必要でしょう。欧米の方は言葉が全てです
ので、バーバルコミュニケーション（口頭表現）においても卓越したものが備わ
れば、”鬼に金棒”ではないでしょうか？

　そのような意味でも、英会話力を学校においての普遍的な能力にすべきではな
いかと考える次第です。今ではＴＯＥＩＣなど、大企業を中心に受験を奨励され
ていますが、グローバル化・ボーダレス化の流れを汲めば、きちんとした教育体
系を確立することが急務でしょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　了。

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