━━ Management Today = 市場価値を高めるヒント = ━━━━━━━━━━
No.150 2006年10月16日号
市場価値測定研究所
藤田 聰
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眼の輝き
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この週末は天気が良さそうですね。今週は名古屋や大阪に行きました。大阪は
以前、月2回のペースで出張しておりましたが、久々の仕事でした。大阪のミナ
ミ方面の印刷会社で経営幹部研修の仕事をしました。
新大阪駅から大阪駅へ向かい、環状線で目的地まで行きましたが、大阪駅では
人がごった返している感がありました。東京よりも活気があるような。それにし
ても、近くなりましたね。名古屋まで1時間半、大阪まで2時間半です。関東や
東京の近郊に行くのと所要時間はあまり変わりません。
プロジェクト型の仕事も行っておりますが、今週印象的だったことは卓越した
営業リーダーの方々へインタビューをしたことです。色々なエピソードがあり、
営業で成功を収めた方の話は魅力的でした。数名の方にお目に掛かりましたが、
皆さん、誇りとスタイルを持っておられました。
外見で言いますと、眼の輝きが違いますね。強面の方、柔らかい方、早口の方、
論理的な方と、色々ですが、眼の輝きだけは共通項でした。営業のみならず、何
かを究められた方の眼はピュアというか、澄んでいるというか、実際に会った方
では、巨人軍の長嶋茂雄さんの眼が最も印象的です。
逆に、”目は口ほどにものを言う”というように、私利私欲に走り、表面的に
装ってうまくやられている方の眼は淀んでいますね。人の眼を見ることはその方
を診る上での判断材料になります。
目的を持って、活き活きとしている方は眼に力があります。普段接している学
生でも然りです。教師としては、いかに活き活きとした眼を持たせるかが役割で
あると思いますし、そのためのきっかけ作りが出来ればと考えています。
ビジョン−志を持って、事に臨むことが眼の輝きを与えることになります。但
し、私利私欲ではなく、社会的な視点を持っていなくては眼の輝きには繋がらな
いものです。
早いもので、このメルマガも5年が経過し、今回で150号です。”継続は力
なり”ということで、これからも他愛のない内容をお届けできればと考えており
ます。今後ともどうぞご愛読下されば、嬉しい限りです。
了。
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