━━　Management Today ＝ 市場価値を高めるヒント ＝ ━━━━━━━━━━
                                                 No.154 2006年12月18日号
                                                      市場価値測定研究所
                                                                藤田　聰
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           　　　　　　　　　世界の平均寿命
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　今年も残すところ、あと２週間ですね。寒くなりました。巷ではノロウイルス
が猛威を振るっているとのこと。ご自愛下さい。さて、当メルマガは本年最終号
です。ご愛読ありがとうございます。来年も引き続き宜しくお願いいたします。

　忘年会シーズンで先週は毎日宴席で午前様でした。実は先週、人間ドックを行
ったのですが、特に問題箇所は無かったので、気をよくして緩んだのかも知れま
せん。お酒は適度に飲むことですね。

　先週、中国人の方の講演を聞く機会がありました。その方曰く、韓国人と日本
人の違いを食文化の違いであるという説明をされていました。韓国は唐辛子の文
化で、赤ら顔の人が多く、気性もカッカしているとのこと。

　日本は山葵の文化で唐辛子までは刺激が少ないのではとのこと。以前、中国を
含め、韓国は火の国、日本は水の国というように説明された方がいます。妙に納
得してしまいました。

　その演者曰く、刺激性の高い辛いものや強いお酒を常に口にしている中国や韓
国の平均寿命は６０代ということでしたが、やや違和感がありましたので、調査
したところ、中国は７１．１歳、韓国は７５．５歳、日本は８１．９歳で世界の
トップですね。６０代は誤りでしたが、十分な差異はありますね。

　因みに、アメリカは７７．３歳、キューバ７７．１歳、ロシア６４．８歳、北
朝鮮６５．８歳、エチオピア４８．０歳、シエラレオーネの３４．０歳が最下位
です。アフリカの小国は３０〜４０代のところも見受けられます。

　人口一人当たりのＧＤＰと平均寿命を見ると、高い相関関係にあります。貧し
い国はまだまだ医療の分野が未整備であり、医療施設および技術の発展が求めら
れます。

　中国や韓国と日本の差異は、先の食生活とＧＤＰのレベル差の結果ということ
で説明が出来るでしょう。キューバの高い平均寿命が特筆されると思いますが、
中国やロシアよりもＧＤＰは低いですし、経済生活が豊かとは言えないでしょう。

　お酒も強いものを飲みますね。緯度的には気候の違いはあろうかと思います。
自論ですが、楽天主義で、音楽やダンス等でストレスを発散させるという術を知
っていることが重要な要因ではないかと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　了。

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